更年期の真ん中にいた頃、私は心療内科にも行った。
その頃、年下の恋人が二股をかけていた。それなのに、会うとよく涙ぐむ。泣きたいのはこっちだ、と思うのに、私は彼のことを心配していた。彼を心配する気持ちと、自分のつらさが重なっていた。恋愛の話のはずなのに、いつの間にか私ばかり相手の具合を気にしていた。
体調も、恋愛もうまくいかなかった

眠れない日があった。気持ちが急に沈む日もあった。それが更年期だけのせいだったのか、彼との関係がしんどかったのか、仕事や暮らしの疲れもあったのか。きれいに分けられるものではなかった。
心療内科では、自分の状態を一度ちゃんと話してみたかった。何に疲れているのか、自分でもよくわからなかったからだ。話しているうちに、彼の心配ばかりしていたけれど、私もしんどいのだと気づいた。ここでは、私の話をしてよかった。
話したいことを、少し書いておく
眠りや気分のこと、診察で話したいこと。書く時間には、手元に置きたくなるノートとペンを。
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会いたい気持ちと、しんどさと
彼に会う楽しみはあった。約束をすれば口紅を塗ったし、きれいだと思われたかった。体調が悪い時でも、会いたいと思う日はあった。
でも、会いたい気持ちがあるからといって、つらいことまで平気になるわけではなかった。彼がどう思っているかを考えてばかりで、私はどうしたいのか、あまり考えられていなかった。
更年期の時期には、身体の不調だけでなく、不眠や不安など心のつらさが重なることがある。また、更年期だと思っていた症状に別の原因がある場合もある。強い不安や不眠が続く時は、ひとりで理由を決めず、医療機関や相談窓口を使ってほしい。
恋人のことを心配する私のことも、少し気にかけてあげたい。「私もちょっとしんどいんです」と、そのまま話していいのよね。診察室では、遠慮までよそ行きにしなくていい。
