更年期の頃、心療内科にも行った。恋人の涙に振り回されていた頃

更年期の真ん中にいた頃、私は心療内科にも行った。

その頃の私は、年下の恋人の涙を心配していた。彼は二股をかけていた。それなのに会うと、よく涙ぐんでいた。泣きたいのはこっちよ、と心の中では言っていたのに、私はその涙を心配していた。自分でも、だいぶ話がこじれていたように思う。

体の波と、恋愛の不安を同じ袋に入れていた

眠れない日があった。気持ちが急に沈む日もあった。それが更年期だけのせいだったのか、彼との関係がしんどかったのか、仕事や暮らしの疲れもあったのか。きれいに分けられるものではなかった。

心療内科へ行った時も、「更年期だから」と答えを決めてもらいに行ったわけではない。自分が何に疲れているのか、誰かの前で一度、言葉にしてみたかった。診察室で話してみたら、私は彼の心配をしている場合ではない、と少し見えてきた。

01眠れているか眠り、食事、仕事や家事への影響をメモする。
02何が重なっているか体調、恋愛、家族、仕事を一つの原因に決めない。
03相談先を使う婦人科、心療内科、精神科など、状態に合う相談先を探す。

恋人がいたから救われた、だけではない

彼がいたから更年期を乗り越えられた、と言いたい気持ちはある。会う約束があれば口紅を塗ったし、誰かにきれいだと思われたい気持ちは、体調が悪い時にも私を外へ連れ出してくれた。

でも、恋人がいれば不安が消えるわけではない。相手の機嫌まで自分の仕事にすると、恋愛は急に重くなる。年下だから、二股だから、というより、私は自分の心を後回しにしていたのだと思う。

更年期の時期には、身体の不調だけでなく、不眠や不安など心のつらさが重なることがある。また、更年期だと思っていた症状に別の原因がある場合もある。強い不安や不眠が続く時は、ひとりで理由を決めず、医療機関や相談窓口を使ってほしい。

参考にした資料

厚生労働省:女性の健康づくり厚生労働省:更年期世代の女性の健康支援に関する学習資材

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